
救われた話
わが子が不登校になってから約3か月。親としては子の状態を受け入れ、普通に過ごそうとしている。
そのかいあって今は、学校に行かず家にいるわが子は、本来の明るい性格で落ち着いて過ごしていると思う。
休み始め、こどもは学校での辛いこと、自分の存在意義、そして一番親として聞きたくない言葉「死にたい」。
そんな言葉を多く語っていた。そして心配のあまり私も精神的に参ってしまった。
とにかく自分で人生を終わらせてしまうことはだめ「生きて欲しい」。そのことを伝え、学校へ行かなくてもいい、勉強なんてしなくても良い、、ただただ生きてさえいてくれればという思いだけで接していた。とにかく「心のエネルギーが貯まる」まで、親としてしっかり見守ろう。そんな思いだった。
でも、少し生活が落ち着くとゲームとインターネット漬けの毎日。その様子を見ていると日に日に私のストレスが溜まっていく。それは私だけではなく、夫やきょうだいも同じ気持ちだ。「だいぶ回復してきた?」「なんの我慢もしない生活なんてわがままなのでは?」「私だって嫌なことあるけど、日々がんばっているんだよ!」そんな思いで心の中がいっぱいになり、何とも言えないイライラした気持ちになることが日々増えている。
その気持ちの原因は「将来の不安」だということも分かっているけど、その不安を解消する術がない。ただひたすら黙って耐えればいいの?・・・耐えられる時もあれば、そうでない時もある。
そんな時にふと見たのがネットのニュースで見つけた記事。
少し将来に希望が持てた。今のやりかたで良いんだな。少しそう思えた。
また明日からがんばろう。それを積み重ねていこう。